アガリ形をおぼえよう!!【北村宣晃】
こんにちは、管理人の北村宣晃です。
今回は「アガリ形」について解説して行きます。
麻雀では「3枚の連続した同種の数牌」か「3枚の同じ牌」を集めると、その3枚1組を「1面子(メンツ)」と呼びます。
「アガリ形」になるためにはその「メンツ」を4組と、同じ牌が2つ揃った「雀頭(アタマ)」を1組作らなくてはいけません。
麻雀ではこの14枚の牌で「アガリ形」を完成させるために、
ツモる(自分の番に牌山から一枚牌を持ってくること)、捨てる(不要牌を捨てること)、他人の捨てた牌をもらう、という行為を繰り返していきます。
【アガリ一歩手前の「テンパイ」】
上図(上)は
がまだ「メンツ」になっておらず、「ツモ」か「ロン」で、
か
の形を作って初めて「アガリ」となります。
【「アガリ」の条件】
アガリには、
の2種類があります。
<アガるには最低ひとつ「役」が必要>
「役」についてはまた後で説明します。
麻雀ではアガる時の牌の組み合わせによって点数が違うのですが、その点数のことを「役」と覚えておいてください。
「ツモアガリ」は「ツモ」自体がひとつの「役」なので大丈夫ですが、
他人の捨牌でアガる「ロンアガリ」は役無しなので、それ以外に最低ひとつ役を作る必要があります。
また「ロンアガリ」だけは「フリテン」が許されません。
「フリテン」についても後述しますが、「アガリ牌」をアガる以前に自分で捨てていた場合、アガることができないので気を付けて下さい。
<アガる時の作法>
アガるときは、自分の牌を全て相手に見えるように倒します。
【テンパイへの道のり】
「テンパイ」とはあと1枚で「アガリ」という状態のことです。
- ツモだけでテンパイに向かう
- ポン・チー(食いさらし)をしてメンツを作る
<ポン・チーとは>
「ポン」も「チー」も相手の捨牌を1枚もらってメンツを作ることを指します。
- ポン:「食いさらし」をして同種3枚のメンツを作ること
- チー:「食いさらし」をして連続3枚のメンツを作ること
ただし「ポン」や「チー」で「食いさらし」をすると、「ツモアガリ」という役は付かないため、他に役を作らなくてはアガることができません。
ポン・チーの作法
ポン・チーしたときも、ツモ・ロンでアガるときと同じように、
- 「ポン!」
- 「チー!」
と発声しましょう。
ポン・チーした牌の置き方
引用元:ポンやチーした牌をちょっと置き間違えただけで上手な人から怒られたことありませんか? その理由とは? | 銀座ファミリー麻雀教室
ポンやチーをしたら、卓の自分側の右隅に上図のように置いてください。
ポンの場合
もらった相手に応じた位置の牌だけ横向きにおきます。
チーの場合
チーした他人の捨牌を一番左に横向きにおきます。
それ以外の牌は数が小さい順に左から縦向きで並べます。
【執筆者:北村宣晃】